赤羽秀徳

「 重いものを持たなくても要注意! 」

投稿日:

―腰痛治療のスペシャリストを育成するコラム―

腰痛治療の権威 赤羽博士プレゼンツ

☆☆腰痛治療 × 温かな人間関係の築き方 を学ぶ☆☆
こんにちは!
複合的腰痛アプローチ法  IAIR Lumbar Pain Technique(ILPT)で、
講師をしております赤羽博士、通称「赤ちゃん」です。
本日も、お読みいただきありがとうございます。
台風16号と、秋雨前線の影響で、
雷雨や暴風になっている地域もあるかと思います。
是非、安全第一で!

 

さて、前回は、
「 電車内のアナウンスから学ぶ○○? 」というテーマで、
重いもの持ち上げや
姿勢などを例に、
腰痛患者さんへの教育や
アドバイスの方法について、
考えてみました。

まだ、お読みでない方は、こちらでご覧になれます。
(http://www.irajapan.com/)
例えば、重いものを持つ事については、
【禁止事項】として、
「重いものを持ってはいけない」
と伝えるか、
【対処法】として、
「普段持っているもので、比較的重いものを持つときは、
・・・のようにやるのは、いかがでしょうか?」
という、いい方の違いによって、
不安や、恐れの生じ方にも違いがあるのでしょう、
ということをお伝えしました。
その後、そんなことを意識して接してみて
何か違いはありましたか?
…。

 

では、

今回は、重いものを扱った時の、腰部の生体力学について
考えてみましょう。
テーマは、
「 重いものを持たなくても要注意! 」
です。

 

まず、次の様なケースを考えてみましょう。

 

あなたの担当の患者さんに、医師から、
今は、椎体や椎間板に圧迫力を加えすぎると危険なの、
あまり負担をかけないで欲しい、と言われたとします。
しかし、さほど、危険な病態ではなかったので、
体幹コルセットの指示は出ていませんでした。
その患者さんが、
下肢を曲げずに、体幹を前屈し、
床に落ちた“鉛筆”を、片手で拾おうと
しました。

 

さて、ここで、問題です。

 

この姿勢は、いわゆる、指床間距離を測定する時の
立位体前屈とほぼ同じ姿勢になりますが、
この時、椎間板にかかる圧力は、
以下のどの場合と同じでしょうか?
体幹は軽度の前傾位で、下肢は屈曲し、
腰椎の生理的彎曲を保った状態で、
1.5KG のものを床から持ち上げた時
2.12kg のものを床から持ち上げた時

(2Lペットボトル 6本入ケース)
3.20KG のものを床から持ち上げた時

(ビール瓶大瓶1ケース)

 

・・・
・・・・・
いかがでしょうか?

 

 

はい。
正解は、
3番です。

 
私は、これを知った時、かなり驚きましたが、
あなたは、いかがですか?

 

…。

 

ご存知のように、椎間板にかかる圧迫力は、
前屈位になると増えますよね。
ここでは、詳細な計算は、省きますが。
実際に
大瓶20本入のケースを運んだことが
ありますか?
普通の筋力の人であれば、
結構、ずっしりきますよね。腰にも。
そのずっしりとした、圧迫力が、
何も、持たなくても、立位で前屈した時と
ほぼ等しいというわけです。

 

特に、痛みや腰椎の損傷で困っていない方は、
慎重になる必要はないかと思いますが、
もし、術後や圧迫骨折後の保存療法期間など
椎体への圧迫力を制限したいケースでは、
必要に応じて、今回のデータを
ご本人にお伝えしていただけえば、
ご自身でも、姿勢や動作を工夫するきっかけと
なるでしょう。
理由を、わかりやすく説明すれば、
きっと相手も、「納得」して、
姿勢や動作を注意していくでしょう。
姿勢・動作面に限ったことでは、ありませんが、
何かを依頼するときには、理由をつけると
相手も、「納得」し、「安心」するでしょう。

 

では、本日のポイントです。
椎間板にかかる圧力は、
立位体前屈位 =

体幹ほぼ直立姿勢での20KGの持ち上げ

ということです。

 

情報により、
患者さの不安や恐怖心が増強しないように、
配慮はしましょう。

 

患者さんの笑顔のために。

 

国際統合リハビリテーション協会
認定アドバンスインストラクター

複合的腰痛アプローチ法
IAIR Lumber Pain Technique(ILPT)講師 赤羽秀徳
追伸:
今回の様な、力学的な数値からみた、姿勢・動作の自己管理法は、

ILPT腰痛治療セミナーや資格取得コースで、お伝えしております。

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今回も 最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

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