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「自分のセラピーはイケてる!!と満足していると危険。

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復活!会長のコラム
「自分のセラピーはイケてる!!と満足していると危険。」

仲村ケイ会長のコラムです。

お盆休み中ですが皆様どうお過ごしでしょうか?

ここんところの関東は非常に暑い!

水を飲んでもトイレにあまり行きたくならない程に汗をかいている毎日です。

以前の切れはまだ復活しませんが頑張って書いてみました。

今日のテーマは

「自分のセラピーはイケてる!!と満足していると危険。」

近年はソーシャルメディアの発達により誰でも情報発信出来る様になり、多くの人がWEB上で

自分の意見を語れるようになりました。

結果、臨床で結果を出せるようになったサラリーマンセラピストの「オレってイケてるぜ!」

的な発言を目にする機会が増えました。

「私は芸能人の治療をしている」

「プロスポーツ選手の治療をしている」 等。

それに対して「イラっ!!」っとしたからこのコラムを書いてます

って、訳では御座いません。w

実は自分自身も同じ経験をして大きく転んだ経験があるの書いています。

少し実体験について述べさせて頂きます。

ボクは今から5年前に起業しました。臨床7年目の秋口です。

今では全国展開している組織の社長ですが、当時は家賃10万円の小さな治療院の院長でした。

開業前には臨床3年で病院を辞め、開業すべくフリーOTとして仕事をしながらあらゆる技術の

勉強をしていました。(鍼灸専門学校にも通っていました。)

明確な目標があっただけに技術力はグングン高まり、病院勤務時代は落ちこぼれだったボクも

どこの職場(リハビリ非常勤勤務)に行っても

「仲村先生の技術は一流だ!」

「仲村先生は他の先生とは違う!」

「仲村先生以外のリハビリはイヤです!」

こんな風に言ってもらえるセラピストになっていきました。

ボクの勤務日には予約がいつも一杯で、職員からも「仲村先生、もう少し診れないですか?」

とリハビリ実施数増加のオファーを出される毎日。

その時のボクはというと・・・。

「オレってめっちゃイケてるやんかー!!」

「こんだけ腕(技術)あれば開業余裕なんじゃねー!?」と。

そう。

見事に調子に乗っていました(笑)

その頃はfacebookなんか無かったですが、あればきっとボク調子に乗って

「オレってイケてるぜ!」って書いていたでしょうね。。(汗)

で、その後、自信満々で治療院を開業しました。

地域環境的にも埼玉県の東部地区では一番大きな駅から徒歩1分。

掛け持ちしていた数々の非常勤勤務先や講師をしていた社会福祉協議会と同地域。

繋がりのある人達は「開業したら絶対に行きます。」と言ってくれていたので、

「上手くいく条件としては中々良いのでは」と思いながらのスタートしました。

さて、その結果は??

多くの方が知っているように散々なものでした。

初月の売り上げは6,000円。

初年度の年商は100万円もいきませんでした。

「絶対に行く!」と言ってくれていた人達は全く来てくれませんでした。

夢を求めて起業して、その結果が年収75%減だったのです。

失敗の原因は?

その1:技術の問題

自費の施術と保険診療では患者さんが求めるものが違います。

まあ、色々と話す事はありますが、平たく言うと技術的にずれていたのです。

今回の主旨とは少しずれるので、こちらに関しては今執筆中の本で詳しく述べます。

その2:技術以外の成功要素を全く考えていなかった。
(こちらが本題)

都内の病院に勤めているPT・OTからこんな話しを聞きます。

「私は芸能人の治療をしている」

「プロスポーツ選手の治療をしている」

「政治家まで来る」

いいですねー!

ボクにはあまり無い経験なので正直羨ましい 〝環境〟 です。

〝環境〟 この表現の意味が分かりますか?

今回の話しが分かるか否かはここにかかっています。

多分、雇われセラピストの経験しかない方には分からないでしょう

有名人にリハビリ出来るのは何故か?

何がそうさせてるのか?

・自分の実力

・環境因子

「自分の実力」と答えた方は最高におっちょこちょいだと思って下さい。

まあ、実際にそれなりに結果は出せているのでしょうが、

その発想は実家暮らしのくせに自分で自立していると思い込んでいる子供に近い感があります。

確かに結果が出せるのは重要です。
(結果が出なければ詐欺ですからね)

では、自分がそこを退職した時にその有名人達が自費のお客様としてついて来てくれるでしょうか?

答えが分かるのはそういった時です。

はっきり言って来ないと思います。

来てくれたとしても1~2回で元通っていた病院に戻ります。

元々、有名人達にとって重要だったのは病院であって、あなたではありません。

あなたはその病院の一部だっただけです。

あなたが辞めれば医師が新たな腕自慢のセラピストを有名人の担当にするだけ。

その有名人達にとっては担当者が変わるだけです。

多少新しい担当に不満があっても、元々保険がきく病院に来ている方はそんなにこだわりません。

こだわる方は初めから自費で確実に結果を出してくれる人を探しているのでね。

ボクも開業して一流スポーツ選手、歌手の方を診ていたことがありましたが、

そういう人達は金額関係なしに純粋に技術で探しています。

だから「保険きくから病院に行く」という発想はあまりありません

それでも「自分の実力だ!」思うのなら試しに病院を辞めてみて下さい。

今回のコラムで言いたかった事です

「今出している結果は自分の能力だけで出せている訳では無い」

これです。

その8割以上の要因は勤務している病院施設のおかげなのです。

はっきり言って、

「施術で結果を出すより、実は患者様を治療台に乗せる方が倍以上難しい」ですからね。

勘違いしないように。

逆に言うと、患者様を自分で呼べるようになると周りのセラピストとの強烈な差別化になる訳です。

職域拡大を目指して外の世界に出たとしてもお客様(患者さん)が自分で呼べれば何とかなります。

一般企業とコラボして何かやるにしても採算が取れる根拠があれば組んでもらえやすいですしね。

結局重要なのは「お客様(患者様)を呼べる力があるか」です。

集客出来なければ施術で結果を出す事は100年経っても不可能ですから。

100社起業しても10年保つのは10%以内と言われるのは、結局はお客様が捕まえられないからです。

考えてみましょう。

・今の患者様は本当に自分でなければいけないと思ってくれているのか?

・勤務先を止めても10倍もの施術料を出して患者さんは付いてきてくれるのか?

・自分の能力でお客様(患者様)を呼び込む為に出来るのか?

・呼び込むには何をすればいいのか?

こう考えると実感として毎日当たり前の様に患者様が目の前にいる有り難さを感じられるはずです。

保険診療が厳しい今、今後は〝自費のリハビリ〟も行わざる得ない時代が来ると予測されます。

「お客様(患者様)を呼べる力」

これが生き残れ、職域を拡大出来るリハビリ職者に必要な能力です。わ!!!!

IRA研究会 本部会長 仲村ケイ

 

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