吉田ひとみ

頭がいいはずなのに、リハビリ提供が上手くいかないのはなぜか?

投稿日:

学校の成績は良かったんだけど。。。

頭が良い人は、仕事もうまくいきそうなものですが、実際にはそうでない人がいます。あなたの職場にもいませんか?

一方、学校の成績も良く、やはりそのまま仕事でもバリバリ活躍している。

そんな人もいるかと思います。両者の違いは一体どこにあるのでしょうか?

成績は良かったけど、なぜか仕事(リハビリ提供)は上手くいかない人には大きく2つのタイプがいます。1つは、「脳まで筋肉タイプ」、もう一つは「型を持たない型なしタイプ」です。

それでは1つずつ見ていきましょう。

●理学療法士のCさん(男性)は、入職当初から周りがヒヤヒヤし、上司が常に目をつけている状態。なぜなら、症例検討のレポートの内容が全く伝わらない、さらに患者からの評判、患者家族からの評判ともに悪いから。

なぜなのでしょうか。

よくよく練習風景を見ていると、転倒させやしないかと周りが思うほどにリスク管理ができていないようです。先輩が幾度となく注意をするが、耳に入っていないのか修正される様子がない。悪評がつく原因は、Cさんの徒手治療は「痛い」と評判(?)で、家族には適切な説明ができず、患者様の訓練は半ば強引に進めているからだと思われます。さらに、自分の訓練内容を、他職種にわかるように説明できていないようです。

しかし、学校の成績はトップクラスだったそうです。

こういった人を「脳まで筋肉タイプ」と呼ぶことにします。

脳まで筋肉タイプ
=強引にことをおし進める。他者に上手く説明できず、”聞く耳”という柔軟性を持たない。
しかし、「筋肉」なのでとにかくがむしゃらに動けるため暗記が得意。

●作業療法士のNさん(男性)には、決めゼリフがありました。

「型にはまりたくないから、手技理論の勉強はしない。」

しかし、担当の患者さんから”別のセラピストの◯◯さんの方が良いよ”と病棟全体に触れ回られ、一大事に。

なぜこんなことになったのでしょうか。

Nさんは、だいたいどんな患者様にも、一辺倒にADLの補助具を作成し、提供しています。練習内容といえば、できないADLの反復練習ばかり。不満が溜まっていた患者さんが、偶然別のセラピストの徒手治療を受けたところ、大きく何かが変わったのでしょう。病棟全体に「ウデ」の差を触れ回られる結果となってしまいました。

しかし、ここで言いたいのは、「徒手治療だから良かった」ということではありません。

どんなアプローチであっても、患者様との信頼関係(ラポール)が築けていれば、クレームにはつながらなかったはずですよね。

これを「型を持たない形無しタイプ」と呼びます。

型を持たない形無しタイプ
=偏った理論に傾倒しないことと、勉強しないことを履き違えている。思いつきでプログラムを組むため効果の再現性に乏しい。理論の型、思考の型がないので、「脳筋」タイプと同じく、他者に説明できない。成績が良かったのは偶然だと思われる

この2タイプのセラピストの共通点はどうやら、”コミュニケーション”、つまり「他者から読み取り、他者へ伝える」ができていないことであるようです。

「他者」という視点がポイント

「他者」という視点が、どうやらポイントになりそうですね。

このような状態から「仕事ができる」「リハビリで結果を出す」人になるにはどうすればいいのでしょうか?

まず、力が強すぎる人は、進め方も強すぎることが多いです(待てない)。
自分の体、整えましょう。tune upセミナーがオススメですよ。

What、Why、How、”for you”

脳まできんに君、カタナシタイプの方は共に、問題点を考えるときに、何が”この人にとって”問題なのか?そして、なぜ、問題なのか?それでどうすればいいのか、”この人は”どうしたいのか?
つまり、What、Why、Howに、”for you”を加えて、考えてみると良さそうです。

ちなみに、理論と技術の型は、IAIR認定コースで「学ぶ」ではなく「身につける」ことができます。人は一旦、型がある世界を知ることで初めてその型の外を認識できるのです。

我々セラピストはいつも、What、Why、How、”for you”,とあくなき学びを、心がけてゆきたいものです。

いつも”for you”「あなたのために」提供されるのがリハビリテーションです。


国際統合リハビリテーション協会(IAIR)
臨床で結果が出せる治療アプローチ体験会

【開催地】
大阪

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平成29年7月17日(月・祝)
10:00〜15:00

【会場】
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