赤羽秀徳

スッと、楽に立つコツ!  腰痛治療の権威 赤羽博士プレゼンツ

投稿日:

☆☆腰痛治療 と 温かな人間関係の築き方を学ぶ☆☆
―腰痛治療のスペシャリストを育成するコラム―
みなさん、こんにちは!
複合的腰痛アプローチ法  IRA Lumber Pain Technique(ILPT)で、
講師をしております赤羽博士、通称「赤ちゃん」です。
隔週で日曜日のコラムを担当しております。
本日も、お読みいただきありがとうございます。

 
先週は、大雪の週末に、ILPTメインコースを東京で開催しました。
開始時間は遅くはなりましたが、予定していた方々全員が揃い、
2日間の日程を無事終えることが出来ました。
集まるべきメンバーが、「集まれる」ということは、「当たり前」ではないですね。
ほんとうに、「感謝」ですね。
全員、靴はびしょ濡れでしたが・・。

 
さて、前回は、「刺激が引き金となって多能性を獲得した」
という意味の英語の頭文字から名付けられた「STAP細胞」!のお話から、
刺激(物理的なストレス)への対応ということを、腰で考えてみました。
『危険回避』は必要。
『恐怖回避』は不要!
『恐怖』は逃げれば 二倍 になるが、
立ち向かえば 半分になる!!
でしたね。
今回は、物理的なストレスを立位で考えていきましょう。
テーマは、
「 スッと、楽に立つコツ! 」
です。
楽に立つ方法は、いろいろあると思いますが、
今回ご紹介する楽に立つコツは、
「片脚立位をする!」
です。

 
患者さんの問診をしていると、
歩いているとき、座っているときは、楽なんだけど、
電車やバス停で立っていると腰が辛い、痛い
と訴える方もいらっしゃるかと思います。
あなたは、立位で疲れる場面といえば
どんな場面を想像しますか?
あるいは、どんな経験を思い出しますか?
小学生のころ、体育館での朝礼で校長先生のお話を聞いているとき。
電車で立っているとき。
本屋やコンビニで立ち読みしているとき。
ラーメン屋の行列に並んでいるとき(以外に疲れない?) など
そんな時に、
休めの姿勢を取るのも、楽になる一つの方法ですよね。
小学生のころの記憶が蘇ってきます。
休めの姿勢では、ご存知のようにほとんどの体重が片脚に乗ります。
そのことにより、身体には様々な変化が起こるでしょう。
・筋活動
・足底感覚
・重心線
・血流
などなど
では今回は、休めの姿勢から片足をあげた片脚立位を力学的に、「てこの原理」でみていきましょう。
学生のころ、運動学でやりましたね。
てこ。
IRAのセミナーの中でも、てこの原理を使った手技をお伝えしております。
筋骨格は、てこの集まりですから、
てこのことが理解できているのと、いないのでは、
動作分析、触診などの評価や治療効果にも大きな差が出てくるでしょう。

 

 

ところで、てこの種類、いくつありましたか?
第一、
第二、
第三、
第四、
おっと、行き過ぎました。
そう、3種類ですね。
ここでは、第一のてこをちょっとだけ、復習しましょう。
第一のてこの特徴は、安定性です。
力点(筋の起始など)- 支点 - 作用点(荷重など)という位置関係にあります。
シーソーやハサミなどがその例ですね。
ポイントは、支点を中心にその両側に物理的刺激である筋や荷重などが、
振り分けられているということです。支点が中心にあります。
そのとき、支点を中心とした時計回りの回転モーメント(力×距離)と
反時計回りの回転モーメントが等しければ静止していられます。
(ちなみに、第二、第三のてこの支点は、一番端です。)
片脚立位で考えると代表的な支点は、足底面になります。
この時、身体の重心が足底の真上にない場合には
身体が倒れやすくなるので、倒れないようにするために
さらに、支点を中心とした筋力などによる回転モーメントが必要になるわけです。
ちなみに、この状態が長く続くと、筋が持続的に収縮していることとなり、
コリや痛みが出やすいとも言われています。
パソコン作業でよく見かける、肩甲帯に対して頭部が前に出ている
姿勢はその代表例ですね。

 

 

立位から片脚立位になるということは、
両脚という広い足底の支持面から、
片脚という狭い足底の支持面となり(逆三角形のようになり)
土台の面積が狭くなり不安定になりますが、
片脚立位を保つことを意識すると
筋活動が一番すくない、あるいは、頭部の重さ、胸郭の重さによる
足底を中心とした回転モーメントが最小になる姿勢に近づきやすくなります。
このやや難し条件の中で、立つことにより
足底から頭部までの「つながり」が、自然にできやすくなり、
再度、立位に戻った時には、安定感が増したり、疲労感が減ることがよくあります。

 

 

まずは、あなた自身で、片脚立位による効果を感じてみて下さい。
もし、効果を感じない時には、頭部の位置や視線、意識などを変更し
また、試してみてください。
スッと、楽に立てるまで。。。

 

是非、一緒に学んでいきましょう!!
患者さんの素敵な笑顔のために。

 

IRA研究会  認定アドバンスインストラクター

複合的腰痛アプローチ法
IRA Lumber Pain Technique(ILPT)講師 赤羽秀徳
追伸1
電車で行う時には、停車中に行ってください。
通常は、30秒間止まっておりますので。
追伸2
片脚立位が難しい時には、軽く手などで、支えて行いましょう。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でiairjapanをフォローしよう!

-赤羽秀徳

Copyright© 国際統合リハビリテーション協会 コラムサイト , 2018 AllRights Reserved Powered by STINGER.