研修で習ったことをやっていたら、職場の人に文句言われた。それはね・・・

勉強している人を邪魔する人

ボクが新人だった頃と比べて、現在は勉強する手段が格段に多くなっています。

書籍→買える場所は減っているかもしれないけどAmazonのおかげで入手はしやすくなった

論文→WEBサービスの向上でこれも入手しやすくなった

研修、講習会→各地で団体が立ち上がり、遠くまで行かなくても技術研修ができるようになった

などなど。

 

技術を身につける、知識を手に入れることに対してのハードルは以前よりも低くなったわけです。

そういうこともあって、現状の自分自身に危機感を覚えた人から、勉強や技術研鑽に時間とお金をかけ始めるのですが、どういうわけか邪魔をする人が現れます。

「何だその手技は?」

「エビデンスはあるのか?」

「論理的に説明できるのか?」

「人と違うことをするな、患者さんが困惑するだろ」

などなど。

 

結論から言うと、あなたが「きちんと」勉強しているのなら、無視していいコメントです。

あなたが行なっていることが、「人間の体の回復にとって全く理にかなっていないこと」だったらそのイチャモンは真摯に受け入れなくてはなりません。

 

勉強しない人は、近くに勉強する人がいると、自分の順位が下がることを気にするので、邪魔したいのです。

あなたと違う勉強をしている人は、自分を正当化するためと、あなたへの優位性を見せつけたいために、あなたのしていることを否定したいのです。

 

最終的に「担当した患者さん、利用者さんの体」を良い方向に導けるのなら、それが最善の方法です。

そこで議論しないといけません。

 

結果として現れていないのなら、その理由をどう説明するのか。

結果として現れていないけど、その手技を続けるのだとしたら、その理由をどう説明するのか。

良い結果が出ているのなら、その理由をどう説明するのか。

何か他に良い方法があるとして、そちらを選択するのだとしたら、その理由をどう説明するのか。

 

きちんと勉強しているもの同士であれば、感情を交えずに、最適な方向に向けて議論できるはずです。

相手の意見は批判してもいいです。

その批判に正当性があれば。

でも、人格は批判しません。

 

そして、批判するのなら、代替案は出しましょう。

そうでないのなら、受け入れられるはずもありません。

 

あなたが時間とお金を投資して勉強していることそのものにイチャモンをつける人もいます。

「今時、本やインターネットから十分学べる。自分一人で勉強したほうが自分のためだ。」

みたいに。

 

余計なお世話です。

一人で勉強できる人は、一人で勉強すればいいんです。

一人だと勉強できない人だって、この世の中にはいます。

職場で尊敬できる先輩に恵まれない人だっています。

職場できちんと教えてくれる人に出会えない人もいます。

だから、院外に出て、信頼できる人にお金を払って学んでいるんです。

口を挟むのなら、あなたが教えてあげてください。

 

人にはそれぞれ能力があります。

その能力に従って、最適な勉強スタイルがあります。

そのスタイルは人それぞれなのです。

 

自分と違うやり方だから、というだけで否定してもいいでしょうけど、それはブーメランとして戻ってきます。

「あんたはどうなんだ?」って。

 

手技に対しての議論は、起こった現象に対して、現在明らかにされている学問をベースに整合性を話し合えばいいと思います。

きっと、誰しもが不完全な情報を軸に臨床に臨んでいます。

だからこそ、複数の知恵を持ち寄るといいのだと思います。

議論の向かうべき方向は「どうしたら対象の人をより良い方向に導けるか」ですね。

そのためにどんな学問を学び、活用したらいいか話し合ってみましょう。

お互いに聞く体勢になれば、いい議論ができることでしょう。

 

もしも、あなたが行なっていることに文句を言われるのだとしたら、その文句の原因は、

あなたの行なっている手技にあるかもしれません。

あなたの態度にあるのかもしれません。

相手の知性にあるのかもしれません。

相手の社会的地位にあるのかもしれません。

 

 

 

[IAIR北陸支部ホームページ]

http://iairhokuriku.jp/

[IAIR北陸支部 Facebookページ]

https://www.facebook.com/iairhokuriku/

[IAIR北陸支部 Twitter]

https://twitter.com/IAIR_hokuriku

[福田の個人ブログ]

http://fukudayousuke.net/

 

【北陸限定無料メールマガジン】

登録はこちらから

試し読みができます。

IAIRセミナー受講のために

IAIRのセミナー受講には申し込みページから登録が必要になります。

★各申し込みページはこちらから

東北:https://iair-member.jp/touhoku/html/

関東:https://iair-member.jp/kantou/html/

東海:https://iair-member.jp/toukai/html/

関西:https://iair-member.jp/kansai/html/

北陸:https://iair-member.jp/hokuriku/html/

九州:https://iair-member.jp/kyusyu/html/

ILPT:https://iair-member.jp/ilpt/html/

関連記事

  1. No.137 誤解してませんか?療法士にとって必要なエヴィデンス

  2. 医療はサービスだと思っていたら大間違い

  3. No129 「NHKプロフェッショナルを見てショックを受けた話」

  4. 姿勢を評価、調整するときの注意点は左右差を対象にしないこと!?

  5. 資格持っているだけで「プロ」だと思っている人へ「痛恨の一撃」

  6. 【動画】リハビリの手技は手段の一つでしかないのだから・・・

  7. No.130「カンファレンスで何を話したらいいかわからない」

  8. No.128 【基本に還ろう】仙腸関節テクニックの使い方

  9. 理学療法、作業療法の効果は、どの栄養を摂取するかで決まる

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

MART

IBW

人気記事

PAGE TOP