齋藤 信

「器用貧乏の末路」【PTOTの為のマネジメント】(108)

投稿日:

土(ど)曜日といったらマ(M)ネジメント!
みなさん、土曜日は【どMの日】と覚えてくれましたか?

こんにちは、弩級マネジメント鬼講師(どM貴公子)の齋藤です。

実は先日、こんなことがありました。

東京セミナーの後、ある受講生さんが表情をカタくして
相談に来ました。

『なんだか、色々セミナーに行って勉強しているんですが、
 現場で患者さんに還元できないんです。
 どんどん知識を増やして、技術も持っているのに、
 新人の方がどんどん出来るようになってて……
 焦るし、抜かされるのは悔しいし、
 だからって勉強しても実感が持てないし。
 どうしたらいいんでしょう』

ずいぶん悩んでしまっているようでした。
かなり空回りしている感じです。

この話を聞いて、僕はあることを思い出しました。
マネジメントを学ぶ前の
無目的に知識収集と技術習得に明け暮れた日々です。

僕の場合は、全く同じ状況から、更に先。
実は心が完全にポッキリ折れた事があるんです。

だから、言えることがあります。

先週もお話ししましたが、
あなたも、マネジメントの優先順位が低いんですよね。

きっと、
『必要だろうとは思うけど、治療技術が先』
って思っている。

違いますか?

先の話題になった方のように、
治療技術をたくさん手に入れたのに、現場で活かせなくて悩んでいる。
これって、もったいないことですよね。

僕はコレを『器用貧乏の失敗』と呼んでいます。

器用貧乏=ノウハウコレクターなのですが、
実はその状況って、ある脳内物質に偏りが生じているんです。
そのために、

現場で活かせない → セミナーに行く → 知識を得て満足
→ 満足したから実践しない → 飽きる → 現場で活かせない
→ 無限地獄

こうなってしまっているんです。

さて、ある脳内物質って何だと思います?

選択肢は3つです。

1:ドーパミン
2:セロトニン
3:ノルアドレナリン

国家試験に出ましたよね。
はい、正解はドーパミン。

ノウハウコレクターは、ドーパミン(快物質)依存症なんです。

これって、他にも当てはまるんですよ。

熱しやすく冷めやすい、短期集中全力仕事をする方って、
周りにいませんか?

明らかにドーパミン的仕事になっています。

長期的に物事を考えられずに、その場限りの仕事になってしまっているんです。

ノウハウコレクターも冷めやすい人も、
充実感を得たいという、ドーパミン依存症かその予備軍ということです。

そういう人への処方箋は、

『今すぐセミナーに行くのをやめてください!!』

そして、まずは今ある技術の棚卸しをしてください。
棚卸しが済んだら、行こうと思っていたセミナーをもう一度確認し、
その技術を手に入れたら何を実現したいのかを紙に書き出してください。

そうすることで、技術を得ることが目的ではなく、
技術を使って実現することが目的になりますから。

物事を咀嚼するのは、
脳内が副交感神経優位になり、先の3物質が安定している状態で
はじめて実現します。

きっと、ここまで読んでくれたあなたは
目の前の快楽に心奪われる方ではないですものね。

身近な人が依存症予備軍になっていたら、
僕のコラムを教えてあげてくださいね。

気持ちの管理だなんて、ぼんやりした事は言いません。
科学的に脳内物質をコントロールし、
自身の仕事をマネジメントしなおす事で十分回避できるのですから。

まとめます。

・ノウハウコレクターは依存症
・セミナーに行く前に目的と目標を確認せよ
・目的にあわせて実践すれば依存症にならない

ってことで、
脳科学に基づいたPTOTの為のマネジメント
今週も締めにいたします。

読んでくれて、ありがとう!

JIR協会 マネジメント講師
どM貴公子(R)齋藤信

追伸 1
え? セミナー団体がセミナーに行くななんて言っていいのかって?
いいんです。IRA研究会は『セミナー難民を救う会』ですから。
以前、僕は言いましたよね。
最高の製薬会社は薬の無い世界を作れる会社。
最高のリハビリ療法士は、リハビリをこの世から無くせる人。
それと一緒です。

追伸 2
ドーパミン的仕事依存症の行き着く先は、燃え尽き症候群です。
今のうちに、目的と目標を見直してください。
でないと、折れた心の復活まで半年かかりますよ(体験談)

追伸 3
GM齋藤と来年失敗しないための目標を設定する
クリスマス会 in 大阪 の募集中です。
↓ ↓ ↓
http://ameblo.jp/otjyuku/entry-11714702187.html

 

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